木漏れ日日記

木漏れ日の下で、季節の風を感じながら木や花にかかわるあれやこれのつぶやき・・・

湖のある風景(比良山)

f:id:treeside:20180216105930j:plain

 寒いですね~いや~寒いです。雪は場所によりきりですが、「底冷えが長い」印象があります。でも昨日あたりから、すこーしだけお陽さんの温もり度がかわってきたような・・・これぞ肌で感じる「春のきざし!」。

 冬の寒いの夏の暑いのは外仕事の庭師にとってつらい事ですが、そんな季節のメリハリがあるからこそこの仕事もあるのかもしれませんし、冬の澄んだ空気は水や空気もきれいな気が(実際は知りませんが見た目)します。そんな事で現場に行く道中、琵琶湖に流れ込む川の河口付近から比良山を撮りました。

 

 この季節ならではの仕事として、以前「竹」を使った仕事の事を紹介しました。

 

treeside.hatenablog.com

 先日またいつもお世話になっている工事店で竹垣の工事のお手伝いをさせて頂きました。お庭で使う竹材でも意匠性の高いものは汚れを落とすために洗ったり磨いたりしないといけないのですが、この「洗い」の作業がことのほか大変で、個人的には作業の半分はこの「洗い」のような気がします。腕や肩が筋肉痛になるほど疲れました(笑)

f:id:treeside:20180216111432j:plain

 

f:id:treeside:20180216111450j:plain

こんな大量の竹を全部手洗い・・・ですもんね(汗)

 昔はもみ殻と冷水で竹は洗いました、いや今もこだわりの職人はそうしているかも・・・でも私は硬派ではないので、ヒーター入れた「ぬるま湯」でやっています。

 でも完成した青竹の竹垣はすばらしく清々しい!

 元々は御簾垣があった場所の経年劣化による付け替えです。御簾垣は元々天板が無いので上の竹から朽ちていくので、笠木と真ん中に胴縁も付けて耐久性を向上させる工夫をしました。

f:id:treeside:20180216111915j:plain

こんな素晴らしい仕事の機会を頂き、工事関係者の皆様、お施主様、本当にありがとうございました。

石畳を歩くように・・・

降雪はおさまりましたが、積もった雪が日陰部分でなかなか解けない(汗)

雪かきしつつ石の平板を敷いたお庭のプチリフォーム、大分雪が解けた・・・との事で仕上げに伺いました・・・

f:id:treeside:20180131114635j:plain

やっぱり自然の石はいいですね・・・青・緑・黄色と同じ素材ですが一つひとつの石の表情があり光の加減や濡れた時、また見る角度で本当に色々な変化が見れる石畳みです。

コンクリートではこの温かい雰囲気はなかなかに造り出せませんよぉ~!!

 

今年も雪が降った・・・

記録的な寒波到来です・・・

ストーブの前でまったり過ごす猫が熱くなるのか定期的に外に出してくれと鳴きます・・・がっ

一瞬で戻ってきます(笑)

f:id:treeside:20180126235933j:plain

昨日からの雪が融けずに残りさらに今日もまた一日粉雪が舞いました・・・

お庭のプチリフォームをさせて頂いていますが、

土が凍ってスコップを跳ね返しますっ(汗)

f:id:treeside:20180127000435j:plain

アンティーク煉瓦と枕木を据えて・・・

f:id:treeside:20180127000728j:plain

雪かきしながら、石の平板を敷きました・・・

砂もセメントも石も全部が凍てついています。

細かい仕上げは雪が融けてから・・・

 

いや~寒い寒い・・・

薪ストーブ2年生 その2

 薪割り泣かせの「欅」割りに精を出す・・・続き

f:id:treeside:20180121171031j:plain

①まずチェーンソーで丸太切りしたものの側面に切り目を入れます・・・

f:id:treeside:20180121171042j:plain

②切り目に例のクサビを差し込み、あとはハンマーでコンコン叩くだけ・・・

 (いや…訂正!必死で斧振り下ろす感じで叩きます。)

f:id:treeside:20180121171232j:plain

③「パカッ!!」と割れる・・・ おお(!自分の中で歓声が上がる!)

 

いやしかし何度も言いますが「欅(ケヤキ)」恐るべし・・・

 

薪ストーブ2年生

 薪ストーブに片足を突っ込んで2年目の冬です。

去年は薪の準備も無しにストーブを設置し、建材の松をもらって炊いたら「バチバチ」燃えて、ついでに煙突も月に一回のペースで詰まって(寒い日の晩に限って・・・)家じゅう煙と灰にまみれ、文字通り薪ストーブの洗礼を受けました。

 

treeside.hatenablog.com

 今年は春からせっせと薪を集め始めたのですが、結局丸太切りまではして積んだものの、薪割をして乾かす余裕がなく、結局2年目も生乾きの薪を火力で無理やり燃やしています(汗) 

今年特に苦しんでいるのは薪割り(薪割りは1年生ですね)・・・

薪割りといえば 斧で「スコーン!スコーン!」と割るイメージでしたが、うちは仕事で伐採回収した庭木の樹木を主な原料とするため、細い・真っ直ぐでない・節が多い

の3悪がそろっており、予想を超えた手間がかかっています。

今まで沢山の樹木を切ってきましたが、薪割りは切るのではなく「割る」つまり繊維に沿って「割く」わけで、これまでの切る感覚とは全然違うという印象です。

特に困難を極めた薪割りは「欅(ケヤキ)」でした

公園やシンボルツリーとして広いお庭では一般的な樹木ですが、直径50~60cmほどの株で伐採したものを軽トラに1台程もらい積んでありました。

秋頃に一度斧で割ろうとしたんですが、他の桜や楢、楠などは同じ径で割れるのに、欅は全く刃が立たず、硬化ゴムかプラスチックを叩いているような感じです・・・

「もう少し乾かした方が割れるのかなあ?・・・」なんてその時は深く考えなかったんですが、12月の末に薪が恐ろしい勢いで消費される事に焦りを感じ、慌てて再び欅の薪割りにチャレンジするものの全くダメでした。

嫌な予感がしてネットで「欅-薪割り」を検索すると・・・何と欅は薪割り泣かせの悪夢の樹木!!・・・多くの薪割り人たちが薪割機導入の決め手になったのがこの「欅」の薪割り!と書かれているほど、なんと欅は割りにくさの王者だったのですねぇ~(涙涙)

結局斧での欅の薪割りはあきらめ、新たに「楔(クサビ)」という手段で割る事に・・・

f:id:treeside:20180121155726j:plain

f:id:treeside:20180121155744j:plain

このクサビをチェーンソーで入れた切り目にさして、ハンマーで叩きこむわけです。

このクサビは写真にもあるように「捻じれ」が入っており食い込むほどに裂けめを広げてくれる優れもの・・・これで何とか欅を分解する事ができました。

f:id:treeside:20180121160230j:plain

左が欅です、右は檜(ヒノキ)かな・・・

ヒノキは縦に真っ直ぐな繊維が走っているのに対し、欅は繊維が複雑で割った後もちぎれたような跡があります。この複雑な繊維こそが薪割り泣かせの「割けない」秘密なんですね・・・

まだまだ欅の塊が残っている・・・(汗)

 

青竹

 年末の慌ただしさがひと段落・・・でしょうか?

本当は年末にやりたいんですが・・・この時期「竹」の造作のやり直しや付け替えを行っています。

↓6年前の記事

treeside.hatenablog.com

今年も井戸蓋や四ツ目垣の取り換えを行ってます。

この新しい青竹のつやつやした色は竹の素材感とも相まって本当に清々しく気持ちが良いものです。

今は腐らない素材や手入れのいらない素材が人気ですが、こういった自然に朽ちる素材もまた趣があります。そして少しの手間はかかりますが素材はどこででも手に入る安価なもの・・・こういった身近にある材料の良さも見直せたらいいですね・・・。

f:id:treeside:20180116223849j:plain

f:id:treeside:20180116223906j:plain

 個人的には四ツ目垣を作ると庭師としての初心に帰ります。この仕事を学び出した時に造園技能士の実技試験の練習をしましたが、その課題がこの四ツ目垣でした。その時「竹」という素材の美しさや機能性、それを組む時に節の硬さや曲がりを活かしも殺しもできること、縄を使ったロープワーク・・・等々この昔ながらの庭の竹垣に込められた奥深い魅力を感じました。皆さん今一度「竹」をお庭に使いませんか・・・!

黄色から白へ

去年の年末は木々の紅葉から始まり新年の蝋梅と写真は「黄色」で引っ張りました。

しかし冬といえばやっぱり雪の白!特に青空と雪の白さのコントラストはきれいです。

葉っぱの落ちた落葉樹や針葉樹についた雪が樹木の美しいシュルエットを描き出しています。(↓めいほうスキー場の頂上付近1600mくらいの標高でしたかね・・・)

f:id:treeside:20180102115243j:plain

 

琵琶湖の湖岸からはお馴染み比良山の雪もきれいです。

f:id:treeside:20180114004453j:plain

さてさて今夜あたりから雪の予報・・・どんな雪景色が楽しめるのか・・・楽しめないのか??