木漏れ日日記

木漏れ日の下で、季節の風を感じながら木や花にかかわるあれやこれのつぶやき・・・

日々研鑽・・・(名庭散策)

 今回は福岡県柳川市にある旧柳川藩主 立花家のお屋敷にある「松濤園(しょうとうえん)」というお庭を訪ねました。

金沢の兼六園や熊本の水前寺公園のように広大な敷地を歩いて回るような広さはありませんが、開放されたお座敷から一望できる松島の景観を模した日本庭園で、海に浮かぶ小島を連想させる広~い池のあるお庭でした。

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 隣接する宿泊施設の2階テラスからもお庭が一望できます。

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 このお庭には見ての通り280本の老松が所狭しと植えられています。池の水は柳川城のお堀の水を循環させる仕組みのようで、生き物が豊富にいるのだとか・・・

 

 この膨大な松の手入れにいったい何人工かかるのか…果てしない松との対話(汗)

壁面緑化(新山口駅編~)

職人は日々研修研鑽の日々…という建前で(笑)

今日は新幹線の新山口駅に行ってきました!

目的はこの駅の南北自由通路の壁面にある100mに及ぶ垂直庭園です。↓↓

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リンク→新山口駅南北自由通路 | parkERs

 写真では分かりづらいですが、ここはバスターミナルから駅ホームへとつながる2階の通路で左側の壁面はもちろん地上の土に接地はしていません。

デサインは植物学者兼アーティストであるパトリック・ブラン氏というユニークな方です。

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髪の毛も緑に染めて、眼鏡も緑縁(笑)着ているシャツも葉っぱの模様…まさに緑のアーティスト!!

壁面の植物が本当に生き生きとしていて、しかも植えてあるものが外来のモノではなく、基本全て地元山口の野山に自生している植物により構成されているというスバラシ~場所でした。

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そこは駅ターミナルの壁のはずなのに、今回はちょうどピンクのオダマキの花にお目にかかれました。この場所で、こんな形で季節を感じれるなんて・・・

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コンクリートの街がこんなふうに緑と少しでも調和したり一体化していくようなイマジネーションっていいですね~ 壁も屋根も全部覆ってしまいたいですね(笑)

桜咲く

今年は春の花の開花が寒さのせいか遅いイメージでした。特に梅・・・

しかし!桜は早かった!!ですね。去年は桜の時期に曇りや雨が多く、それが結果としては花もちを長くさせる事になり、4月の中旬まで桜を楽みました。

 

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 今年は3月下旬で好天続き、気温も20度近くまで上がり、一気に桜が駆け抜ける感じですね。この分だと子供たちの入学式は葉桜かなぁ・・・

おなじみ八幡堀の桜を撮りました。

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 青空や柳の新緑が鮮やかで桜が一層引き立ち、それがお堀の湖面に映り込んでとても奇麗でした。

しいたけ

うちの裏山の倒木には色々なキノコが沢山生えています。

キノコの事はあまり分からないので、

どれも美味しそうにも危険そうにも見えます(笑)

昔試しにコナラを伐採したものにシイタケの菌を打ち込んで置いておいたら、

翌年の春にすっかり忘れていて、気が付いたら巨大シイタケがニョッキニョキ生えていて逆にびっくりしました(笑)

 最近忙しくてまたやりたいな~なんて思って…シイタケの菌は買っていたんですが

去年は結局打ち込まずに、袋の中でシイタケが生えかかって(汗)・・・

 今年こそは!!

薪用に置いてあった「桜」で試してみます。

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太さが直径7~8cmほどの小ぶりな桜の枝です。まずはドリルで下穴をあけて・・・

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シイタケの菌を仕込んである木の駒を穴に詰めて・・・あとは生えてくるのを待つだけ・・・これが忘れた頃に生えてくるのでしっかり見守ることにします。♬

 

盆栽

以前から興味がありながら、なかなじっくりと取り組むことができなかった

「盆栽」

最近少しづつお世話になっているお客さんから手入れや土の入れ替えを依頼されるようになりました。

 お庭は自然の風景をお庭の中に凝縮したり、その一風景を切り取ってそこに持ってきたりすることですが、盆栽はさらにさらにそれを鉢の中にまで凝縮し、お部屋の中や床の間などにも持っていっちゃおう!という事です。

 滋賀県では長浜の盆梅展が有名ですね・・・

bonbai.jp

 

treeside.hatenablog.com

 

・・・という訳で、今回お客さんの盆栽の土のリフレッシュを依頼されました。

自然の土に植わっている樹木はその根を放射状に伸ばすことができますが、植木鉢の植物の根は当然鉢にぶつかってグルグル回ってゆくわけです。そうすると数年経ってこんな感じに・・・↓

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根っこがグルグル巻きになり行き場を失ってますね(汗)

これではいくら水や肥料をやっても、健全な成長に必要な空気や水の隙間がありません・・・。

それでこのグルグルの根っこは切ってしまい、カチカチに固まった土をほぐして、新しい水はけのよい土に植え替えてやります。

ちなみにこのグルグル根をちょっと鉢に載せてみると・・・

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何かに見えてきませんかぁ・・・

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パリパリ麺・・・

お昼時だったからでしょうか・・・こんな妄想が膨らみました(笑)

 さてさて脱線から戻り、新しく植え替えられた土にのびのびと根を伸ばしてもらい、春に新しい生き生きとした芽を出すのが楽しみです。

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湖のある風景(比良山)

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 寒いですね~いや~寒いです。雪は場所によりきりですが、「底冷えが長い」印象があります。でも昨日あたりから、すこーしだけお陽さんの温もり度がかわってきたような・・・これぞ肌で感じる「春のきざし!」。

 冬の寒いの夏の暑いのは外仕事の庭師にとってつらい事ですが、そんな季節のメリハリがあるからこそこの仕事もあるのかもしれませんし、冬の澄んだ空気は水や空気もきれいな気が(実際は知りませんが見た目)します。そんな事で現場に行く道中、琵琶湖に流れ込む川の河口付近から比良山を撮りました。

 

 この季節ならではの仕事として、以前「竹」を使った仕事の事を紹介しました。

 

treeside.hatenablog.com

 先日またいつもお世話になっている工事店で竹垣の工事のお手伝いをさせて頂きました。お庭で使う竹材でも意匠性の高いものは汚れを落とすために洗ったり磨いたりしないといけないのですが、この「洗い」の作業がことのほか大変で、個人的には作業の半分はこの「洗い」のような気がします。腕や肩が筋肉痛になるほど疲れました(笑)

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こんな大量の竹を全部手洗い・・・ですもんね(汗)

 昔はもみ殻と冷水で竹は洗いました、いや今もこだわりの職人はそうしているかも・・・でも私は硬派ではないので、ヒーター入れた「ぬるま湯」でやっています。

 でも完成した青竹の竹垣はすばらしく清々しい!

 元々は御簾垣があった場所の経年劣化による付け替えです。御簾垣は元々天板が無いので上の竹から朽ちていくので、笠木と真ん中に胴縁も付けて耐久性を向上させる工夫をしました。

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こんな素晴らしい仕事の機会を頂き、工事関係者の皆様、お施主様、本当にありがとうございました。

石畳を歩くように・・・

降雪はおさまりましたが、積もった雪が日陰部分でなかなか解けない(汗)

雪かきしつつ石の平板を敷いたお庭のプチリフォーム、大分雪が解けた・・・との事で仕上げに伺いました・・・

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やっぱり自然の石はいいですね・・・青・緑・黄色と同じ素材ですが一つひとつの石の表情があり光の加減や濡れた時、また見る角度で本当に色々な変化が見れる石畳みです。

コンクリートではこの温かい雰囲気はなかなかに造り出せませんよぉ~!!