木漏れ日日記

木漏れ日の下で、季節の風を感じながら木や花にかかわるあれやこれのつぶやき・・・

初雪 

 

2017年新しい年になりました。

 いつも出足の遅いご挨拶ですが、旧年中はお施主様方、同業関連の担当者・職人の皆さま大変お世話になりました。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 去年を振り返ると、個人的には庭という仕事を取り巻く環境の変化を一層強く感じた一年でした。考えてみれば10年前60代だったお施主様は今や70代、70代だった方は80代です。毎年のお庭のお手入れの依頼も若い世代にバトンタッチ・・・という所も少なくありません。 おじいさんの家や作り上げたお庭の空間を、若い世代が受け継ぐとは限りませんし、受け継いだとしても若い世代がその庭におじいさんと同じ価値を感じるでしょうか? 「縁側で、お庭を眺めながら囲碁を打つ」というライフスタイルが今の若い世代にどれほどあるでしょうか? ・・・

 また一般に今の社会で一番経済的に余裕のある世代と言われている世代から、これから経済的に余裕のない、かつ価値観の異なる世代にそうした「お庭」が引き継がれていく現実が間違いなくやってきています。

 そうした変化を、どれほど自分の仕事の中で「好転」とできるか、日々取り組んできましたが、目の前の展開は長年お手入れさせてもらった庭石や庭木の処分だったり、メンテナンスフリーという管理の必要のないステージへの変化が多かった印象がありました。

 そもそもお施主様のお庭は自分の所有物ではありませんが、何十年もかけて今の姿になったお庭、毎年多くの手間がかけられて世話されたお庭が、一瞬で更地になったりするのはやはり心の痛む経験でした。

 さてさてそんな一年でしたが、しょんぼりしていても仕方がありません。それはそれ・・・これはこれ・・・で新しい時代を新しい取り組みで生き残ってゆく力やアイデアを持つ必要があります。今年一年をどんな心持で取り組むか・・・

 こういう時、乏しい自分の中身に限界を感じるのですが、ひねり出した方向性は・・・

 若い世代が「クール」だと感じる「伝統と斬新の融合」「和とか洋に分類できない新しいデザイン」「大量生産・大量消費・どこにでもある工業製品に疲れた人を癒す、真のオンリーワン」・・・こうした「本当に価値あるコトとモノ」を庭空間で模索すること、表現することが今の目標です。

 どうぞ皆さん、今年もそんな Tree Side 有川造園 を宜しくお願いいたします。

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  なお去年より、彦根方面のエリアへの一層のてこ入れを図り新たなチームを立ち上げました。まだまだ駆け出しですが、こちらもご支援、ご鞭撻宜しくお願いいたします。

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 そんなこんなを思い巡らしていたら、初雪ドカ雪がきました~

 

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