木漏れ日日記

木漏れ日の下で、季節の風を感じながら木や花にかかわるあれやこれのつぶやき・・・

薪ストーブ2年生

 薪ストーブに片足を突っ込んで2年目の冬です。

去年は薪の準備も無しにストーブを設置し、建材の松をもらって炊いたら「バチバチ」燃えて、ついでに煙突も月に一回のペースで詰まって(寒い日の晩に限って・・・)家じゅう煙と灰にまみれ、文字通り薪ストーブの洗礼を受けました。

 

treeside.hatenablog.com

 今年は春からせっせと薪を集め始めたのですが、結局丸太切りまではして積んだものの、薪割をして乾かす余裕がなく、結局2年目も生乾きの薪を火力で無理やり燃やしています(汗) 

今年特に苦しんでいるのは薪割り(薪割りは1年生ですね)・・・

薪割りといえば 斧で「スコーン!スコーン!」と割るイメージでしたが、うちは仕事で伐採回収した庭木の樹木を主な原料とするため、細い・真っ直ぐでない・節が多い

の3悪がそろっており、予想を超えた手間がかかっています。

今まで沢山の樹木を切ってきましたが、薪割りは切るのではなく「割る」つまり繊維に沿って「割く」わけで、これまでの切る感覚とは全然違うという印象です。

特に困難を極めた薪割りは「欅(ケヤキ)」でした

公園やシンボルツリーとして広いお庭では一般的な樹木ですが、直径50~60cmほどの株で伐採したものを軽トラに1台程もらい積んでありました。

秋頃に一度斧で割ろうとしたんですが、他の桜や楢、楠などは同じ径で割れるのに、欅は全く刃が立たず、硬化ゴムかプラスチックを叩いているような感じです・・・

「もう少し乾かした方が割れるのかなあ?・・・」なんてその時は深く考えなかったんですが、12月の末に薪が恐ろしい勢いで消費される事に焦りを感じ、慌てて再び欅の薪割りにチャレンジするものの全くダメでした。

嫌な予感がしてネットで「欅-薪割り」を検索すると・・・何と欅は薪割り泣かせの悪夢の樹木!!・・・多くの薪割り人たちが薪割機導入の決め手になったのがこの「欅」の薪割り!と書かれているほど、なんと欅は割りにくさの王者だったのですねぇ~(涙涙)

結局斧での欅の薪割りはあきらめ、新たに「楔(クサビ)」という手段で割る事に・・・

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このクサビをチェーンソーで入れた切り目にさして、ハンマーで叩きこむわけです。

このクサビは写真にもあるように「捻じれ」が入っており食い込むほどに裂けめを広げてくれる優れもの・・・これで何とか欅を分解する事ができました。

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左が欅です、右は檜(ヒノキ)かな・・・

ヒノキは縦に真っ直ぐな繊維が走っているのに対し、欅は繊維が複雑で割った後もちぎれたような跡があります。この複雑な繊維こそが薪割り泣かせの「割けない」秘密なんですね・・・

まだまだ欅の塊が残っている・・・(汗)